映画館
シネマコンプレックス
東宝のシネマコンプレックス。全国に71館あります。
IMAXだけでなく轟音やMX4Dなど様々なシステムの映画館を取り揃えてるのが特徴です。
2013年7月1日にワーナーマイカルシネマズと従来のイオンシネマが統合し、新しいイオンシネマとして発足しました。
これにより全国95館となり、イオンシネマは日本最大のシネマコンプレックスグループとなりました。
日本全国に数多く点在しますのでギフトに鑑賞券を贈るのもいいかも。
IMAXなどの特殊な上映は少ないので映像体験は地味目な印象ですが、
性質上イオンのショッピングセンターの中にある事が多いので、買い物ついでに行きやすいのが魅力。
東急グループの全国に20館あるシネマコンプレックス。
うち9箇所にはIMAXシアターもあります。
日本でIMAXシアター上映箇所がTOHOと並んで多いシネマコンプレックスグループです。
全国に合わせて42館あるシネマコンプレックス。
(ユナイテッドシネマ37館 シネプレックス5館)
IMAXより4DXやScreenXのシアターが多いので、映像自体より体験に力を入れているのが特徴です。
用語解説
シネマコンプレックス
通称シネコン。マルチプレックスシアターともいう。
最近はこの形式がほとんどです。
一つの映画館に沢山の部屋を設け、多種の映画を上映しており、気分で見たい映画を選べます。
「今日は映画を3本見よう!!」なんて事が出来るのもシネコンの魅力!!
映画ファンの日
大抵の映画館は毎月1日などに1100円などの格安で映画が見れる日があります。
なので休日と重なるときはかなり混みます。
立体映画
専用のメガネを掛けて視聴すれば映像が立体的に見える作品も多くあります。
方式としては色々ありますが、主なものを下に紹介します。
- アナグリフ式
大昔からある方式で、いわゆる赤青メガネ方式。
普通のスクリーンで上映出来るのと、単なる色付きメガネなのでコストも安い。
ただ、色が大きく変化するため、最近は映画館では使われていません。
- 偏光方式
直線偏光と円偏光があります。
左右の映像を直線方向や回転方向に映像を偏光させて、それに対応した偏光フィルターの付いたメガネで視聴する方式。
それに対応したスクリーンに張替えの必要はあるが、スクリーン自体は2D映画でも使用できる。
3D映画としてはメガネのコストが偏光板をめがねの形にするだけと安いため普及している。
円偏光方式は同じ方式の3Dテレビ(シアターグラス3D)も存在したが、液晶パネル自体が特殊のため、あまり数は多くない。
- 液晶シャッター方式
液晶シャッターにより左右それぞれの目を1コマずつ遮光させる方式。
1コマずつ左右の映像を振り分けて赤外線などで同期させる。
多人数が見る映画だと同期システムやメガネ自体のコストが高いため、あまり多くは無い。
3Dテレビでは同期させるアダプターを追加するだけで済むため、一番普及した方式。
レイトショー
その日の夜遅くから始まる最終上映は通常の価格より安く見れます。
ちょっと気になる程度の映画はレイトで見ておくと無難かも。
さらに深夜から始まる「ナイトショー」と言うのがある映画館もあります。
IMAX(アイマックス)シアター、TCX
IMAGE MAXIMUM(最高最大の映像)を意味する、通常より巨大なスクリーンで上映するシアター。
視界全部を覆うほどのスクリーンは映画に包まれる感動を与えます。
主にプラネタリウムに使用されているドーム型スクリーンタイプのものは「オムニマックス」と呼ばれます。
ユニバーサルスタジオジャパンのバックトゥフューチャーのアトラクションにもオムニマックスの技術が使われていました。
通常の映画と違い巨大なフィルムをコマのように横に送るのも特徴。
ただ、最近はデジタル方式がほとんどです。
縮小しつつあったものの、デジタル方式により導入しやすくなったのか、徐々に増えてきました。
同じようなコンセプトとしては、TOHOシネマズ独自の「TCX」と言うものもあります。
ScreenX
前面だけでなく左右にもスクリーンを配置するという、IMAXとは違う切り口で映像に包まれる体験を得られるシアター。
パソコンでも最近は3面モニターをする人が多いかも知れませんが、それを映画館で体験できます。
MX4D、4DX
映画を「観る」だけでなく、「体感」する事に重きを置いたシアター。
席が稼働したり、風が当たったり、水が当たったり。
遊園地のアトラクションのような体験が出来るシアターです。
今やVRやプロジェクターで家庭でも簡単に大画面を得られるようなりました。
映画館でしか出来ない体験をとの事で生まれたのかも知れません。
上記のScreenXと組み合わせたシアターもあります。